ラフロイグ 【LAPHROAIG】

◆スコットランドの中でも最も美しい外観と立地のひとつとして有名な
ラフロイグには、ゲール語で「広い入江の美しい窪み」という意味がある。

このラフロイグは、アイラモルトの中でも最もヨード臭が強いと言われているが、
アードベッグやラガヴーリンほどのクセはなく、パワフルで繊細な味わいが特徴的。

年間270万リットルの生産を誇るラフロイグだが、
アイラの中では、キルホーマンに次いで最小のスチルを使用している。

なお、現在でもフロアモルティングを行っているラフロイグだが、チャールズ皇太子愛飲の酒で、
シングルモルトとしては、唯一の「プリンス・オブ・ウェールズ御用達の勅許状」を賜っている。

2010年10月18日 7:25 PM | カテゴリー:アイラモルト, スコッチウイスキー

ポートエレン 【PORT ELLEN】

◆ポート・エレンとはアイラ島にある港の名前でもあり、村の名前でもあるが、
もともとの由来は、アイラ島の領主だったキャンベル一族の長、フィレディリック・
キャンベルの妻エリノアの名前から付けられてたものと言われている。

残念ながら、1983年から休業様態に入り、現在は閉鎖し、復活の予定もない。
そのため、なかなか入手が困難な一本になっている。

ポートエレンは、歴史的にも大きな役割を担っていた。
19世紀後半に蒸留所を所有していたジョン・ラムゼイは、当時のウイスキー産業の
中心人物であり、スターリングの自由党国会議員、グラスゴーの商工会議所会頭を務めていた。ウイスキーを
アメリカへ輸出することを最初に思いついたのもラムゼイで、ポートエレン港から直接輸出されていた。

さらに連続式蒸留器を考案にも協力して、の数々の実験がポートエレン蒸留所で行われていた。
1980年には、エリザベス女王も視察に来るほど重要な蒸留所でもあった。それだけ、多くの人気を誇り、
現在、市場では、総体的に見て、アイラモルトの中で高価である。閉鎖後、現在は精麦所のみが稼働している。

7:12 PM | カテゴリー:アイラモルト, スコッチウイスキー

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