ブナハーブン 【BUNNAHABHAIN】

◆アイラ最北端、ゲール語で「河口」の意味を持つブナハーブンは、
年間200万~250万リットルを生産している。

マーガデイル川を仕込水として使用しているが、
そのままパイプで引いているため、ピートの色や風味を取り込むことがなく、
ピート処理をあまり施さない麦芽を使用している事から、
アイラモルトの中では最もクセのない、飲みやすいモルトと言われている。

また、アメリカでは、最も人気のひとつで、そのライトな感じが受けている。
しかし、おとなしい印象のブナハーブンだが、ボディ自体はしっかりしている。

2010年10月18日 8:10 PM | カテゴリー:アイラモルト, スコッチウイスキー

カリラ 【CAOL ILA】

◆このカリラは「CAOL(カオル)=海峡」「ILA(イーラ)=カリラ島」という
言葉から来ている。この「アイラ海峡」という意味を持つカリラだが、
アイラ島最東端にある蒸留所で、まさに海峡と呼ばれる所に蒸留所はある。

仕込み水はピート色の非常に濃いナムバン湖のカリラはヨード香の強い
モルトではあるが、柔らかい味わい。

また、カリラ蒸留所は、アイラ島最大の蒸留所で、
年間350万~380万リットルを生産している。
アイラモルトの中では比較的、軽めでドライであるが、ピーティー、オイリー、スパイシー、
海藻の風味など、様々なアイラモルトの特徴を兼ね備えた銘柄と言えるだろう。

7:59 PM | カテゴリー:アイラモルト, スコッチウイスキー

キルホーマン 【KILCHOMAN】

◆アイラ島に120年以上ぶりに誕生した蒸留所「キルホーマン」。
古民家を改造して建てられた蒸留所は、とても小さい。
俗に言う、今流行の「マイクロディスティラリー」。

その生産量は、約9万リットル程で、少ないが、
隣接してカフェやショップスペースなどもあり、観光客にも人気のようだ。

このキルホーマンが、他のアイラモルトと異なる点は、
マイクロディスティラリーの他にもある。
それは、蒸留所が海に面していないということ。仕込み水は、農場内にある泉の水を使用している。
また、キルホーマンは大麦の自家栽培(現在は4割程度)、フロアモルティングの設備などもあり、
今後が楽しみな蒸留所である。

7:48 PM | カテゴリー:アイラモルト, スコッチウイスキー

ラガヴーリン 【LAGAVULIN】

◆ゲール語で「水車小屋のある窪地」という意味を持つラガヴーリン。
しかし、その存在感は大きく、全てのモルトの中でも、巨神的な威風堂々とした
存在。

一度飲んだら忘れられないほどの強烈さで、アイラモルトの中でも
最もアイラ色を現しており、全モルトの中でも最もヘビーで、
最も飮みづらいひとつある一方、固定ファンの愛飮度も最も高いのが、
このラガヴーリンと言えるだろう。実際に、その世界的評価も高い。

一度口にしたら「病み付きになる」か「二度と口にしなくなる」か、是非とも試す価値アリの1本。
年間生産量は230万リットル。

7:32 PM | カテゴリー:アイラモルト, スコッチウイスキー

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