オーヘントッシャン 【AUCHENTOSHAN】
クセがなく女性やモルト初心者でも飲みやすいと言われる
ローランドモルトのオーヘントッシャン。
ゲール語で「野原の片隅」という意味を持ち、
アイルランドの移民が創建したとされている。
そんなオーヘントッシャンの最大の特徴は
ローランドの伝統である3回蒸留を今もなお続けている唯一の蒸留所という点だ。
(1993年にローズバンクが閉鎖したため、唯一の蒸留所となった。)
通常のウォッシュスチルとスピリットスチルの間に
「インターミディエイトスチル」という蒸留釜を使用することでアルコール度を上げ、
純粋なアルコールに近づくため、マイルドでクセがなくウイスキーとなる上に、
熟成期間も短く済むというメリットもある。
逆を言えば、マイルドで個性に乏しいという声もあるが、
そのあたりは好みの世界と言えるのだろう。
[コメントノート]
2010年10月19日 1:41 PM | カテゴリー:スコッチウイスキー, ローランドモルト