サントリーのウイスキー、拡張。
【サントリー】ウイスキー設備増強「貯蔵量15%増」へ
サントリー酒類は2013年2月19日、ハイボール人気などで販売増加が見込まれるウイスキーの生産設備について、蒸留釜と貯蔵庫を増強すると発表した。投資額は約50億円。これにより、2014年の貯蔵量が約15%増となる。
山崎蒸溜所(大阪府島本町)で、現在6対の蒸留釜を2対増やして8対にするほか、近江エージングセラー(滋賀県東近江市)の貯蔵庫を1棟増設して計20棟にする。山崎蒸溜所が今年10月、近江エージングセラーは来夏に稼働する計画で、増強後の貯蔵量は現在の100万樽から115万樽に増える。
日本国内のウイスキー市場は09年以降、4年連続で拡大を続けており、海外へ輸出量も増加傾向にある。
文章参考:SankeiBiz(サンケイビズ)
貯蔵量15%増・・・(*´艸`*)スゴイネ♪
山崎、白州、響と、ここ数年受賞ラッシュのサントリー。
各社ノンアルコール時代に突入した中で、サントリーのウイスキー部門は
2012年12月期連結決算からも分かるように著しく伸びましたね。
シングルモルトからハイボールまで囲い込む中での今回の増設には、並々ならぬ想いを感じます。
その世界をその視野に捉えたとも言える戦略は、個人的にはニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝氏と共に、日本のモルトウイスキーの誕生に立ち上がった鳥井信治郎氏の本来やりたかったことなのではと思わずにはいられないですね。
しかし、それは同時に、この「ジャパニーズモルト」が盛り上がる時でもあるのではないでしょうか。各社がこの波に乗ることで、ジャパニーズモルトの世界的地位を確立する絶好機でもある訳で、これからの日本のウイスキーが心から楽しみです。
個人的には、ミズナラ(ジャパニーズオーク)の普及に期待しつつ、
限りある資源を守り育て、そして感謝して使う。という流れに乗ってほしいと思ってなりませんね。また増設したら見に行きたいなぁ。と、思いつつ今日はここまで。
ではでは。
2013年2月27日 6:44 PM | カテゴリー:ウイスキー, ブログ